SSブログ

26日目!中国人の交渉術、キレるインド人 -ブッダガヤ→カジュラホ- [インド旅行記-カジュラホ-]

00045 (6).JPG

朝六時、IZAM君に別れを告げ列車でカジュラホに向かう。


ブッダガヤは、好きになれそうな街であったし、
IZAM君とも、もっとメルティラブを歌いたかったが、
ナッパさんをこれ以上待たせる訳にはいかない。

列車は若干遅れながらも
トラブルもなく朝の3時頃、カジュラホに着く。

0027 (32).JPG

カジュラホ駅の周りには何もない。
真っ暗闇にリキシャが十数台とまっているだけだ。

初期のオレならば、駅に泊まるというひ弱な選択肢を選びそうだが、
このインドの大地で鍛えられた今のオレにはそんな選択肢はない。

さて、交渉しますか!と意気揚々とリキシャに向かうと
ポンと肩に手を置かれた。

だあれ?と振りむくと中国人3人組が「一緒に乗ろうぜ!」と誘ってくるではないか。
それは、ありがたい!ぜひ!と共にリキシャに向かう。

駅から、村の中心部までリキシャで約三十分らしい。
時間も時間だし、人数もいるし、
まぁ合計100ルピーといったところかな?と思っていると、

中国人たちは合計10ルピーから交渉するという修羅の道をセレクション。

おい!やりすぎやろ!!!

リキシャマンは200ルピーだと譲らないし
中国人たちもまったく譲る気はない。

「आसपास खिलवाड़ बंद करो!!!!」「别鬼混了!!!请降低价格!!」

ヒートアップする交渉は、すでに英語ではなく中国語とヒンズー語での罵り合いである。
それは、もう交渉ですらないぞ・・・

蚊帳の外でオロオロするオレ。
周りのリキシャは交渉が成立しどんどん街に向かっている。

他のリキシャを横目で見ていると
中国人が申し訳なさそうにこっちにやって来た。

おや、交渉失敗ですか?
と聞くと

「そうだ。すまん。合計で30ルピーが限界だった。」と謝罪してきた。

マジかよ!!?お前らやりすぎ!!!
一人頭7.5ルピーってなんだよ!!
ってか、その不服そうな顔・・・
一体なんぼにするつもりやったんや・・・
おそろしい・・・

将来、中国とインドが世界で台頭するのはまちがいないだろう。
その時、主要先進国のお上品なルールではそれを止めることなど出来やしない。
オレはこの小さな一事だけでもそれを確信している。
だって、あいつら狂ってるぜ?

ブツブツ言っているリキシャマンにおそるおそる、金を渡すと
オレは中国人と別れを告げ、ナッパの泊まるホテルへ入った。

ホテルマンに日本人は泊まっているか?と聞くと、見事に英語が話せない。
ここまで話せない奴は初めてである。
筆談で価格交渉をし、ベッドに入る。

本当に、ナッパはここに泊まっているのだろうか?

Facebookに着いたよとメッセージを入れ、ベッドに入る。




*脚注 電車について補足
電車を予約する場合スリーパーは基本、最上部(UB)がオススメです。
登るのが面倒な点もありますが、安全です。
下のスリーパー席は、チケットを持たないインド人に占領されて追い出すのが面倒ですし、中空のスリーパーは前回の通り、使いづらい場合があります。

0045-5.jpg

*脚注 中国人について
近年の経済発展に伴い海外旅行で遭遇する機会が増えました。
はっきり言って、かなりマナーが狂ってます。
旅の仲間になる場合は、かなり慎重に人柄を見極めないとトラブルのもとです。
インドのマクドナルドでも、中国人グループが近くのごみ箱を無視して
わざわざカウンターまで行って
床にゴミをトレーごと捨てていくという意味不明な行動を決行。
インド人がドン引きするのを初めて見ました。
あと、飛行機などで隣り合わせた場合はあきらめましょう。
注意するだけムダです。耳栓付けて寝てください。




Sponsored Links



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
広告スペース
Copyright © インド旅行記 のび太、はじめてのバックパッカー体験記 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。