インドの治安アジア某国で最初に聞いたインドという響き。
そこから脳裏に浮かぶのは
怖い、汚い、下痢、犯罪など、ロクでもないイメージでした。
初めてムンバイ空港に降りたった私のつぶらな瞳には
インド人の全員が敵に見えました。
ですが、実際、治安はよかったように感じます。
というのも暴力沙汰が少ないからです。
危ないとこに近寄らない、人通りのない路地を夜中歩かないとかの
痴漢対策レベルの注意さえしていれば、
まず暴力的な襲われ方をすることはないでしょう。
ただし詐欺ボッタクリは日常茶飯事です。
詐欺、ボッタクリ等犯罪
詐欺ボッタクリは「地球の歩き方」でもかなり多くの比重が置かれる重要項目です。
読んでみると、やれ騙された、襲われただの
恐ろしいインド特集を楽しむことが出来ます。
実際はどうか?というと、
先程申し上げましたとおり
暴力沙汰はまだしも、絶対騙しはあります。
日本人は断る時も、ニコニコと灰色の回答でお茶を濁しますが
これはインド人からすれば、イケるやん!これ!のサインです。
ガンガン攻めて来られますよ。
不要なものにはNOといえる小栗上野介のような日本人を目指しましょう。
脚注:小栗上野介:幕末にアメリカンのムチャな貿易条約に
NOを言いまくったオッサンです。
また、地球の歩き方のトラブル事例を他山の石とせず
どうすれば、回避を出来るか?もし起こったらどう対処するか?をシュミレートしておきましょう。
トラブルの対処法トラブルは起こさないのが最良ですが、まぁ不可能です。
リキシャに乗って、多めのカネを要求される小さなトラブルは日常茶飯事です。
そんなかわいいトラブルの場合ですが
私の場合、基本的にプライドが高いインド人の特徴を利用しました。
プライドの高い人が主張を曲げることがないのは世界共通です。
わからず屋に直球勝負で挑んでも、最後はただの怒鳴り合いになり精神的にも疲れます。
認めつつ、ずらしましょう。話題を、本筋を、そして結論を。
変化球まみれの日本人相手に自分の要求を通す難しさに比べれば、
彼らは超単純で御しやすいはずです。
200ルピー?お前は素晴らしいやつだ!
そんな奴が騙しなんかするはずがないよな!と褒め殺しの計を使いましょう。
プライドが高いというのは自己顕示欲が強いということですので
意外と簡単にお?そうか?と納得してくれたりします。
もちろん、ダメな時はダメでしたが・・・
こりゃあかんと思ったら、まわりのインド人に助けを求めてください。
インド人はいい意味でもおせっかいなので、すぐに助けてくれます。
状況を説明し、人民裁判に全てを賭けましょう!
相手も人間です。怒鳴られてもビビらず笑顔で対応を。
まぁ、私は足が震えてましたが。
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2014-04-02 02:04
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